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act phot shop アクト修理工房 frontier
パソコン&ビンテージオーディオ修理の店
愛知県一宮市宮西通8-25-1
AM10:00~PA7:00 TEL:0586-23-3368






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アクト修理工房 修理ノート 
写真屋の前はオーディオ修理が本職


真空管アンプ 1000台以上 その他・オーディオ機器10000台以上の修理実績があります。

修理は原因と処置方法までが重要だといわれます。
その後の部品交換は半田付けを訓練したパートさんで十分だからです。

インターネット真空管アンプ修理で一部のサイト、私の視点からみると部品を大量に交換し、作為的か?肝心部分の部品については簡単にふれる程度しか記載がなく、大丈夫か思うことがあります。

特に海外のビンテージアンプ、オリジナル部品が音質を決定している場合が多く、最新高性能の部品を使うと、オリジナルの音質とかけ離れてしまいます。
交換当初は音質が変わり感動しますが、長期間聴いているとオリジナル部品に戻したくなります。

私のオーディオ、修理経験から書き残して行きます。
 
コンデンサの不具合と劣化

コンデンサ
不具合部品と劣化部品は分けて考える必要がありますが
中間のグレイゾーンも存在する部品です。

◇コンデンサの不具合
主な不具合状態とは”リーク” ”内部オープン” ”パンク(膨らむ)”があります。
コンデンサの場合周囲温度が大きく影響され、寒い時に異常又は電源を入れ時間経過する(暖まる)と異常が発生する場合があります。
言い合えると、コンデンサは熱に弱い!
コンデンサの良否の判別は回路に取り付けられたまま、オシロスコープ又はテスターで測定判別します。
よく取り外しテスター容量計を使う記事がありますが、目安になっても原因究明にはなりません。
逆に、取り外し 取り付け時に部品に強い力を与えますので、症状が潜伏し数ヶ月後に再び不具合状態になる可能性があります。
パンク(膨らむ) 電解コンデンサのみの現象でが、時々フイルム系コンデンサでも発生します。
電解コンデンサは膨らみを想定してヘソを作ってあり、このヘソが無いとコンデンサが爆発してしまうからです。
原因は規格ギリギリの電圧使っている為と、コンデンサ自体の造り悪い為で、よくパソコンで日本製コンデンサ使用とあるのはこのへんからです。
よくある膨らんだコンデンサの状態は、頭の部分のアルミが割れ膨らみ、そこから電解液が漏れています。
この電解液、他の部品や基盤に附くと、腐食し二次災害が問題になります。
見た目、単に電解液漏れもあり、コンデンサ廻りの基盤や部品が腐食しています。

◇コンデンサの劣化
主なコンデンサの劣化状態とは、”容量抜け”があります。
どの程度容量抜けしたら不良か? これはコンデンサのタイプと用途によって異なります。
用途によって10%以下なっても全く問題ない場合もありますし、90%になっただけで問題発生する場合があります。
劣化したコンデンサは温度による影響が大きいので、取り外し容量計で測定しても目安程度です。
オリジナル性が高く音質に影響するコンデンサはアンプ特性に異常が出ない限り、必要最小限に交換に止めるべきと考えております。
必要に応じて、中古の部品(コンデンサ)を入手して交換する必要があります。